@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232905,
 author = {刀禰, 有紀彦 and 東中, 竜一郎},
 issue = {17},
 month = {Mar},
 note = {キャラクタとのインタラクションを含むゲームの対話シナリオは多様な対話例を含んでおり,これらを対話データセットとして学習に用いることにより,ゲームキャラクタらしい発話が可能な対話システムを実現することが可能と考えられる.また,ゲームの対話シナリオから作成した対話データセットとタスク指向型対話データセットを組み合わせて学習することにより,ゲームキャラクタらしい発話が可能なタスク指向型対話システムを構築することも可能であると考えられる.しかし,2 つのデータセットの単純な混合による学習では,両データセットの特徴を持ち併せる発話の学習は一般に困難である.本研究では,ゲームキャラクタによる対話データセットとタスク指向型対話データセットを対象にし,2 つのデータセットに基づく発話生成が可能な対話システムを実現するための手法として,多目的強化学習を用いた手法を提案する.構築したシステムによって生成された発話を,2 つのデータセットにおける発話の妥当性という観点で自動評価したところ,ベースラインよりも優れた評価を得た.また,人による評価実験を実施し,実際のタスク対話における能力を測定したところ,タスク対話に特化したベースラインには及ばなかったものの,一定のタスク達成能力を持つことが確認された.},
 title = {ゲームシナリオを活用したタスク指向型対話システムの構築},
 year = {2024}
}