@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232836, author = {沼本, 真幸 and 加藤, 祥太 and 加納, 学}, issue = {19}, month = {Mar}, note = {本稿では,コードシンボルの組に対して和音間引力(harmonic attraction)を仮想的に計算するモデルである Virtual Harmonic Attraction Model を提案する.提案モデルはジャズ理論における melodic tendency に立脚しており,和音の各構成音の仮想的な進行先を想定することで,voice-leading に依らない和音間引力の計算を可能にする.クラシック音楽を背景とする既存の和音間引力モデルと比較して,提案モデルはジャズ理論に対するより高い忠実性を示した.また,提案モデルの応用として,ジャズ理論的な条件付けが可能なリハーモナイゼーション手法を提案する.提案モデルを用いて,和音間引力,和音の機能の遷移,スケールからの逸脱の度合をそれぞれ表現する 3 つの特徴量を計算し,与えられたコード進行に近い特徴量を持つ別のコード進行を探索することでリハーモナイゼーションを行う.元のコード進行の特徴量に所望の改変を施すことによって,よりジャズらしいコード進行への置き換えや,元のコード進行からの機能の変化の抑制を実現できることが示された.}, title = {ジャズ理論に基づく和音間の仮想的引力モデルとそのリハーモナイゼーションへの応用}, year = {2024} }