@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232676, author = {近藤, 愛 and 玉井, 秀明 and 木下, 慶紀}, issue = {3}, month = {Feb}, note = {混載輸送サービスでは,物流会社の収益性改善の観点から,貨物量の変動を抑制し車両コストを削減することが求められている.加えて,物流の 2024 年問題によるドライバー不足やオペレーション業務の負担増から突発的な車両手配がますます困難になるとされており,より少ない車両数で全ての貨物を運び切るための貨物量制御が課題となっている.貨物量を制御するアプローチの 1 つとして,予想される貨物量に合わせて適切な輸送単価を設定する変動料金制が考えられるが,その効果はサービスを利用する荷主が持つ料金に関する選好の傾向に依存する.本稿では,変動料金制による貨物量制御が期待できるサービスを特定するため,荷主の選好について 5 種類の分布を想定し,輸送予約シミュレーション後の貨物量変動の大きさと車両コストを比較した.その結果,荷主の料金コストの重みの平均値が大きいほど多くの車両コストを削減できる一方,ある程度小さい場合でも,固定料金制より少額の車両コストに抑えられる可能性があることを示せた.また,貨物量の変動が抑制されたことで,固定料金制より少数の追加車両での輸送が可能になり,突発的な車両手配の機会が減少する効果を確認できた.}, title = {多様な選好を持つ荷主からなる混載輸送サービスにおけるダイナミックプライシングによる貨物量変動の抑制}, year = {2024} }