@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232630,
 author = {國武, 勇希 and 大西, 鮎美 and 寺田, 努 and 塚本, 昌彦},
 issue = {26},
 month = {Feb},
 note = {移動経路における坂道や階段の有無といった路面の情報は,高齢者などにとって重要であり,これらが記されたバリアフリーマップは近年普及しつつある.このような路面情報の収集には労力や更新の遅延といった課題があるため,先行研究ではセンサを搭載した靴を用いた自動収集が試みられている.しかし,これらのシステムは普及しておらず,その大きな理由の一つにバッテリをこまめに充電しなければならないことが挙げられる.そこで本研究では,振動発電モジュールが内蔵された靴を用いて,発電情報から路面種別を推定し,推定結果を収集するシステムを提案する.提案システムはある一定以上充電されると,発電情報を送信でき,システム内に蓄える充電量によって送信できる発電情報の量が異なる.本論文では,路面種別推定手法として,発電情報を送信できる電力が蓄えられると逐次情報を送信する手法と約 5 歩分の発電情報を連続で計測できるようになるまで電力を蓄え,情報を送信する手法の 2 つを提案する.これらの手法を用いて提案システムの路面種別推定精度を評価した結果,前者の手法では,バリアフリーマップ作成に必要な 5 種類の路面を約 65% の精度で推定できた.また,後者の手法では,バリアフリーマップ作成に必要な 7 種類の路面を約 64% の精度で推定できた.さらに,実験結果をふまえて,どれだけ早くかつ正確にバリアフリーマップを作成できるか調査するため,マップ作成のシミュレーションを実装した.},
 title = {バリアフリーマップ作成のための充電不要な振動発電素子内蔵靴を用いた路面種別推定手法},
 year = {2024}
}