@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232628, author = {清水, 裕斗 and Pham, V Thanh and 石原, 進 and Yuto, Shimizu and Pham, V. Thanh and Susumu, Ishihara}, issue = {24}, month = {Feb}, note = {現在日本の下水管の老朽化が深刻化しており,早急な検査が必要である. しかしながら,既存の検査手法では,小口径下水管内を安全,短時間かつ低コストで検査することは困難である. 筆者らは,複数台の浮流無線カメラを用いた下水管検査システムを提案している. このシステムでは上流のマンホールから浮流無線カメラを投入し,下流のマンホール下に設置した中継サーバに対し,管内撮影映像を無線通信を介して送信する. 本システム実現のために,筆者らは複数台の浮流無線カメラを用いた協調型映像伝送のためのアプリケーションプロトコル SVTP (Sewer Video Transmission Protocol) を開発してきた. SVTP の設計では,無線リンクの短時間内の大きな変動に対する TCP の再送制御,輻輳制御の副作用による性能低下を懸念して,非 TCP のトランスポートプロトコルの使用を試み,これまでにトランスポート層に SRT(Secure Reliable Transport)を使用した実装を行なっている.一方で TCP のチューニングによる性能向上の試みに関しては十分に行われていなかった.本稿では,SRT ベースで開発・チューニングを行った SVTP(SVTP 2023)と,同実装のトランスポート層を TCP に変更した版(SVTP tcp)の性能比較を模擬下水管における実験に関して報告する.実験の結果,チューニングを行った TCP ベースの SVTP の方が,SRT ベースの SVTP と比べてスループットが高く維持され,また中継サーバでの受信可能データ量が多いことが確認された.}, title = {小口径下水管検査のための複数台浮流無線カメラを用いた映像伝送プロトコルSVTP2023の性能評価}, year = {2024} }