@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232465,
 author = {内海, ゆづ子},
 issue = {3},
 journal = {情報処理},
 month = {Feb},
 note = {Alan M. Turingが1952年に発表した,唯一の数理生物学の論文を紹介する.この論文では,生物の形状が作られる形態形成についての数理モデルを提案している.生物の構造が複雑に発達するのは,細胞や組織の発達を促す物質であるモルフォゲンが生体内で不均一になるために起こる.そこで,生体内でのモルフォゲンの濃度を,化学反応と拡散に焦点を当て,反応拡散方程式としてモデル化した.反応拡散方程式の不安定な解を描画すると,周期的なパターンが現れる.これは,チューリングパターンと呼ばれ,生物の体表の模様に非常に類似しており,模様の形成の原理を説明しているとされている.本稿では,論文の内容に加えて,Turingの身に起きた出来事や,Turingの死後,生物学者によってこの数理モデルが検証された例も紹介する.},
 pages = {172--175},
 title = {5分で分かる!? 有名論文ナナメ読み:Alan Mathison Turing : The Chemical Basis of Morphogenesis},
 volume = {65},
 year = {2024}
}