@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232385,
 author = {髙田, 陽一郎 and 中園, 翔 and 川島, 英之},
 issue = {16},
 month = {Feb},
 note = {多くのデータを読み込む scan トランザクションは書き込みトランザクションと衝突を起こしやすく,性能低下を引き起こしやすい.そこで,Serial Safety Net (SSN) では,Safe Retry 特性と呼ばれる,トランザクションがアボートすると必ず原因の衝突が解消され,同じ衝突によって再びアボートしないという特性を提供している.しかし,新しい衝突について Safe Retry 特性は何の保証ももたず,scan トランザクションを多く含むワークロードでは無制限に連続してアボートしてしまう.本研究では,SSN において,Transaction Repair を用いて scan トランザクションの読み込みオーバーヘッドを削減する.Transaction Repair はアボート前のトランザクション情報を再利用し,新しい衝突が起こらないような実行を生成する手法であり,これによってアボートの発生頻度が下がる.提案手法を Read Committed+SSN 上に実装したところ scan を含むワークロードにおいて最大 5.4 倍の性能を示した.},
 title = {Serial Safety NetにおけるTransaction Repairの設計と実装},
 year = {2024}
}