@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232381, author = {田中, 昌宏 and 川島, 英之 and Masahiro, Tanaka and Hideyuki, Kawashima}, issue = {12}, month = {Feb}, note = {低遅延ネットワーク環境を前提とした分散データベースシステムにおいて,複数のサーバの集合における生死判定,リーダー選出などのメンバーシップ管理が必要になる.本研究では,軽量な分散調停プロトコルとして,ZooKeeper に用いられる Zab (ZooKeeper atomic broadcast) の適用を検討する.調査の結果,Zab には,リーダー故障検知のタイミングがずれた場合,リーダー選出に遅延が発生することがわかった.そこで,無効な投票に対して選挙フェーズでは返答することにより,リーダー選出を低遅延化する提案を行う.性能評価では,825ms かかったリーダー選出時間を,提案手法により 229ms まで 72% 削減し,さらにパラメータ調整により 25ms まで減らせることを確認した.また,リーダーが停止してから新リーダー選出までのサービス停止時間については,5s から 81ms にまで短縮できることを確認した.}, title = {低遅延分散データベースのためのメンバーシップ管理手法の検討}, year = {2024} }