@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232375,
 author = {森, 真誠 and 深井, 貴明 and 広渕, 崇宏 and 朝香, 卓也},
 issue = {6},
 month = {Feb},
 note = {近年,クラウドで取り扱われるデータ量は増加し CPU による処理性能だけでは限界が生じている.これを解決するために,汎用プロセッサ搭載の I/O デバイスを導入しこれらに処理をオフロードして CPU 負荷低減や I/O 処理高速を実現する技術が研究開発されている.しかし,マルチテナントクラウドで I/O デバイスへ処理をオフロードする場合,オフロードされた処理がデバイス内部でテナント間の隔離なしに実行されるという問題がある.これは,ホストシステム上では仮想マシンなどでテナント間が隔離されているものの,デバイス内の汎用プロセッサでは一つの OS が処理を実行するためである.本研究では,デバイス内の汎用プロセッサ向け隔離実行環境技術を提案する.提案システムでは,軽量なハイパバイザによるハードウェア分割によって複数 OS 動作を実現する.これによって,デバイスエミュレーションなどの仮想化処理を最小限にして性能劣化を抑えつつ,ハイパバイザによる OS 間のアクセス制御によって処理を隔離する.提案システムを SmartNIC の一種である NVIDIA BlueField-2 DPU 向けに実装を行った.実装したシステムを計測した結果,メモリアクセス性能において仮想環境の一種である KVM と比べ 2 から 10% 程度の優位性を確認した.},
 title = {I/Oデバイス内部の汎用プロセッサにおける軽量な隔離実行環境},
 year = {2024}
}