@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232338, author = {荒木田, 紀帆}, issue = {11}, month = {Feb}, note = {イラストを制作する際に,他のイラストや写真を参考にすることはよく行われる.しかし,他人の著作物を模倣することは,複製権侵害にあたる場合がある.複製権侵害に当たる場合は,単なるアイデアではなく参考とした著作物の「表現」を(著作権法 2 条 1 項)「複製」をしてしまったときだ.著作物を参照することにはこのようなリスクがあるが,現在は技術の発展により様々な方法で他の著作物を参照して新しい作品を作ることが容易になっている.しかし,どこまでが「表現」でどこまで同じようなものを作成してしまったら著作権法で守られた著作権者の権利を侵害してしまうのかが曖昧だ.この曖昧さは新たなイラストを制作するときの不安材料となってしまう.そこで本稿では,表現とアイデアの違いや,複製に当たるかどうかが争われた裁判例を踏まえて,他の著作物の参照が許容される範囲について検討する.}, title = {イラスト制作における他の著作物の参照と複製権侵害}, year = {2024} }