@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232264,
 author = {諏訪, 敬之 and Takashi, Suwa},
 book = {第61回プログラミング・シンポジウム予稿集},
 month = {Jan},
 note = {本稿では,2017年度未踏事業の1プロジェクトとして著者が開発し,現在も発展を続けている新しい組版処理システムSATySFi(サティスファイ)について紹介する.このシステムは(TeX/LaTeXと同様に)或る種のマークアップ言語とその処理系として実装されており,ユーザやパッケージ開発者が独自にコマンドを定義して使用することも可能である.従来システムとの顕著な違いのひとつは,OCamlによく似たいわゆる函数型言語を使用してコマンドを平易に定義できることにある.また,函数型言語を採用した恩恵として型検査器が搭載されており,或る種の不適格な入力を与えた際に素早くわかりやすいエラーを静的に(=実際に組版処理が行われるよりも前に)提示してくれるため,従来システムに比べて高い執筆効率が期待される.本文では,SATySFiに於いて型の観点から組版処理をどのように定式化したかや,最近追加しつつある多段階計算に基づくマクロ機構の紹介など,特に計算機科学の知見が援用されている点について述べる.なお,本稿もSATySFi製である.},
 pages = {47--62},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {静的型つき組版処理システムSATYSFI},
 volume = {2020},
 year = {2020}
}