@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00231867, author = {玉木, 久夫}, issue = {4}, month = {Jan}, note = {木幅はグラフアルゴリズムの設計に重要な役割を果たすグラフパラメーターであり,Robertson と Seymour のグラフマイナー理論における中心概念のひとつでもある.グラフ上の計算困難な問題のなかには,木幅をパラメータとして固定パラメータ容易なアルゴリズムを持つ問題が数多く存在する.そのような固定パラメータアルゴリズムを実行するためには,ほとんどの場合まず木幅を計算することが必要となる.木幅を計算する問題は NP 完全であるが,これは実用的な木幅アルゴリズムの開発を断念する理由とはならない.実際,木幅の実用計算をテーマとしたアルゴリズム実装コンテスト PACE2016,PACE2017 を契機として,ここ数年で実用木幅計算の最先端アルゴリズムの性能は飛躍的に向上している.これらの進展の基礎となる理論および技術的なアイディアについて述べ,最新のアルゴリズム [1] について概説する.}, title = {木幅計算の実用アルゴリズム}, year = {2024} }