@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00231059, author = {門倉, 陣之介 and 深谷, 猛 and 佐竹, 祐樹 and 岩下, 武史}, issue = {20}, month = {Nov}, note = {近年,行列の QR 分解を行う数値計算アルゴリズムの一つである CholeskyQR 型アルゴリズムに関する進展があり,縦長行列の QR 分解における有効性が報告されている.これに対して,先行研究で,一般的なマルチコア CPU(共有メモリ)環境において,行列が非縦長の場合には,HouseholderQR などの他の手法と比べて,CholeskyQR 型アルゴリズムが不利になる,ということを実験で示すとともに,CholeskyQR 型アルゴリズムと BCGS2(Block Classical Gram-Schmidt with Reorthogonalization)を組み合わせる手法を提案し,その有効性を確認した.本研究では,分散並列環境における非縦長行列に関して,1 次元ブロック分散を用いて,先行研究で提案した手法の分散並列化を行い,2 種類のスーパーコンピュータ上で,その性能を評価した.性能評価の結果,ある範囲のサイズを持つ行列に対して,CholeskyQR 型アルゴリズム単体よりも BCGS2 と組み合わせた手法の方が実際に高速となることが確認できた.}, title = {分散並列環境におけるCholeskyQRとBCGS2を用いた非縦長行列のQR分解}, year = {2023} }