@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00229173, author = {島谷, 優佑 and 井上, 亮文}, issue = {6}, month = {Nov}, note = {歩行速度の誘導は,路面や標識に印字された記号や文字の他,スピーカーからの音声指示が中心である.これらの手法は群衆への伝達には優れているが,個々の歩行者へ個別の指示を伝達するのは難しい上,混雑状況など歩行環境の影響を受けやすい.このような背景から,歩行者が装着するヘッドセットを通じて幾何学的な視覚刺激を提示して歩行速度を操作する試みが実施されている.このような背景から,歩行面に幾何学的なテクスチャーを拡張現実的に提示して歩行速度を操作するアプローチが存在するが,テクスチャーが周囲の風景から乖離して見えると効果が得られないという報告がある.本稿では,実際の歩行面に近いテクスチャーをアニメーションすることで拡張現実的なアプローチでも誘導効果が得られると考え,プロトタイプシステム travelatAR を開発した.travelatAR は,人工芝の上を歩くことを想定し,模様と色が異なる 12 種類の重畳用テクスチャーを有する.被験者実験の結果,実際の歩行面に近い色を持つテクスチャーよりも色相環で反対に位置する色を持つテクスチャが速度感への影響力が高い可能性が示唆され,模様よりも色のほうが影響力が高いことがわかった.}, title = {travelatAR:地表面近似テクスチャーのアニメーション重畳表示による歩行速度制御システム}, year = {2023} }