@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00229007, author = {樋口, 貴彦 and 清原, 良三 and Takahiko, Higuchi and Ryozo, Kiyohara}, issue = {6}, month = {Nov}, note = {交通渋滞は世界各地で問題となっている.移動に時間がかかる経済的損失および CO2 発生の問題である.また,ドライバの心理にも影響がある.交差点などのボトルネックとなるところの交通量キャパシティを上回る車両が道路に進入することで発生している.渋滞問題を解決するために,交差点の立体化や,道路の車線を増やすという物理的に交通量キャパシティを挙げる手法や複数の交差点の信号制御を集中制御や自律分散制御で若干ではあるが交通量キャパシティを挙げる手法も提案され,一部の交差点では効果を発揮している.しかし,道路の建設には時間がかかり,信号制御の工夫では,若干の解決にしかならない問題がある.また都市部などで道路が狭いような地域では道路建設すら難しい場所もある.そこで,本論文では一定の地域に着目し,通過車両の交通渋滞などは,その地域を回避するバイパスなどの建設を待つこととし,それまでの間に地域住民の交通への影響を如何に小さくするかを検討し,その解決策を提案したので報告する.提案手法は,一部の車両のみを生活道路に安全性を配慮した上で誘導する手法である.交通シミュレータ上で評価した結果,わずかな効果があることがわかった.}, title = {都市部における渋滞問題の一考察}, year = {2023} }