@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00228500,
 author = {平尾, 真斗 and 大野, 有樹 and 串田, 高幸},
 book = {第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集},
 month = {Oct},
 note = {監視ソフトウェアは設定ファイルに監視対象と監視条件を記述する.設定ファイルはシステムの規模に応じて記述箇所が増減する.課題は監視対象や監視条件の記述箇所が増えると行数の増加,一行あたりの文字数の増加,機能の混在化が生じ,可読性が低下することである.本研究では,監視システムでアラートの送信先の記述箇所を一箇所に集約し,引数代入部,異常条件記述部,module 配置部の 3 つの記述箇所を分割することにより可読性を向上させる設定ファイルの形式を提案する.評価では設定ファイルで可読性の指標となる行数,一行あたりの文字数,機能の混在化を Prometheus のアラートマネージャと提案の設定ファイルの形式で比較する.実験ではアラートを出す条件パターンを 6 つ用意し,記述する.条件パターンは監視対象に対して死活監視,外形監視,CPU 使用率の監視,メモリ使用率の監視,組み合わせの監視 (CPU 使用率とメモリ使用率の監視),組み合わせの監視 (CPU 使用率,メモリ使用率の監視と外形監視) を行う記述をする.比較の結果,6 つの条件パターンをファイル内に記述した際に行数を Prometheus のアラートマネージャと比べて約 24% 削減できた.また各条件パターンで一行の文字数を平均で 71% 削減し機能の分割をすることにより可読性を向上させることができた.},
 pages = {1--8},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {監視システムの設定ファイル内でのアラート設定箇所の集約と機能ごとの分割による可読性の向上},
 year = {2023}
}