@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00228144, author = {田平, 宙 and 小泉, 亮介 and 木崎, 一廣 and 藤橋, 卓也 and 猿渡, 俊介 and 渡辺, 尚}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集}, month = {Jun}, note = {Internet of Things デバイスが無線を用いてパケットを送信する際の消費電力を削減する手法として backscatter 通信が注目を集めている.Backscatter 通信はデータを保持する backscatter tag が外部機器から送信された電波を搬送波として利用することでデータパケットを送信する.一方で,backscatter 通信を利用する場合,1 ) backscatter tag と搬送波送信機とのアクセス制御,2 ) backscatter tag 間のアクセス制御が要因となって信頼性の低下を招く恐れがある.上述の 2 課題に対する解決策として,backscatter tag と搬送波送信機との間であらかじめ時刻同期しておく方法や,backscatter tag 間でキャリアセンスを用いる方法が考えられる.しかしながら,backscatter tagが 時刻同期のためのパケット,キャリアセンスのためのパケットを受信するためには,backscatter tag に受信機能を実装する必要がある.ダウンコンバートを必要とする受信機能は送信機能に対して多大な消費電力が必要となる.上記の課題に対して,受信機能を持たない backscatter tag を想定した非同期方式 Medium Access Control (MAC) プロトコルが提案されている.非同期 MAC プロトコルは消費電力の低減を達成したままアクセス制御に起因する信頼性の低下を抑制することが可能となる.本稿では,通信成功率の解析的評価,およびスループットの解析的評価とシミュレーション評価を通して,非同期方式 backscatter MAC プロトコルの有効性を議論する.}, pages = {795--801}, publisher = {情報処理学会}, title = {非同期方式Backscatter MACプロトコルに関する一研究}, volume = {2023}, year = {2023} }