@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00228082, author = {吉澤, 玲 and 湯, 素華}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集}, month = {Jun}, note = {近年,交通事故防止のため,歩行者が自らの位置を周囲の車両に配信する歩車間通信が注目されている.歩車間通信は,車載のレーダーやカメラと違って,歩行者が建物や他の車などの障害物に隠されていても検知が可能であるが,その効果は歩行者測位の精度に大きく依存する.測位に用いる歩車間距離の推定には,機械学習モデルがよく利用され,学習には事前に収集した CSI(チャネル状態情報)と距離の真値のペアを学習データとして使うのだが,実際にモデルを動かす場合,動かす環境と測距モデルを作成した電波伝播環境が異なるため,そのまま利用すると測距性能が低下するという問題がある.通常,モデルが推測した距離と,距離の真値との差を損失関数として定義し,その値が 0 になるようにモデルを更新するが,オンライン環境では距離の真値は不明である.よって検討方式では,推測距離と推測角度,車両の位置から仮の歩行者位置を求め,車両・仮の歩行者位置間の距離と推測距離の差から損失関数を定義し,モデルの更新を行う.また,RapLab を用いて銀座周辺の 3D 建物データで 3D レイトレーシングによる電波伝播シミュレーションを行い,検討方式の有効性を検証する.}, pages = {342--348}, publisher = {情報処理学会}, title = {オンライン学習を用いた環境変化に対応する測位方式の検討}, volume = {2023}, year = {2023} }