@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227943, author = {樋口, 雄大 and 鐘, 雷}, issue = {14}, month = {Sep}, note = {コネクティッドカーが送受信するデータ量は,年々増加の一途を辿っている.情報の流通経路を多様化し,通信インフラへの負荷を軽減するための手段として,車車間通信による協調型のデータ配信は有力な解の 1 つとなる.データ配信の際,配信元のサーバや通信経路上の中継点でコンテンツを符号化することにより,通信遅延を短縮できることが,先行研究により明らかになっている.しかし,既存研究の多くは,タクシーやバスといった公共交通車両のプローブデータを用いて効果予測を行っており,交通流の大半を占める,個人所有車への適用可能性は,十分に検証されていない.本稿では,個人所有車への協調データ配信における前方誤り訂正符号化の効果を,都市全体の交通流と車車間の直接通信とを再現した通信シミュレーションで明らかにする.検証の結果,前方誤り訂正は,個人所有車による協調データ配信においても,一定の条件下で,最大37%の配信高速化効果をもたらすことが確認された.}, title = {個人所有車への協調データ配信における前方誤り訂正の効果}, year = {2023} }