@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227912, author = {浦島, 智 and 森島, 信 and 鳥山, 朋二 and Akira, Urashima and Shin, Morishima and Tomoji, Toriyama}, issue = {34}, month = {Sep}, note = {我々は高齢者の ADL (日常生活動作)評価の主要な測定項目の一つである肩関節可動域について,より日常的な計測を可能とするため,ゲームを利用した自動測定システムの開発を行っている.窓ふきという高齢者になじみのある作業を題材とし,コントローラ使わず鏡像として画面に映された自身の動作を直接ゲームの窓ふき操作として反映させることにより,ゲームのルールを高齢者が容易に理解できるものとすると同時に,高齢者が自然に上腕を大きく動かすものとなっている.本システムは高齢者コミュニティでイベントの一つとして用いられ,ゲーム中の周囲からの応援や助言といったゲームを介したコミュニケーションが行われる要素が観察されている.このようなコミュニケーションはゲームの楽しさの印象に寄与し,自発的・継続的な肩関節可動域計測につながるものと考えている.今回,ネットワークを経由して二人のゲームプレイヤーが同時かつ協調的に「窓を拭く」ゲームシステムを開発した.これにより,その場に実際に行くことができない場合にも高齢者がコミュニティに参加できるようになるとともに,「応援する/応援される」以外のゲームを通じたコミュニケーションが発生することも期待できる.その一方で,肩関節可動域の測定としては,それぞれのプレイヤーの上腕の動作に偏りが出ることも懸念される.本稿では,そのような協調要素を導入したゲームによる自動肩関節可動域測定システムの開発とその試用結果について報告する.}, title = {ゲームを利用した自動肩関節可動域測定システムにおける協調要素の導入}, year = {2023} }