@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227735, author = {谷, 悠翔 and 牛尼, 剛聡 and Haruto, Tani and Taketoshi, Ushiama}, issue = {3}, month = {Sep}, note = {対話型鑑賞とは一つの絵画を複数人で鑑賞し,ファシリテータに意見を促されながら意見交換をすることで,対象とする絵画の理解を深めていく鑑賞方法である.鑑賞者自身が絵画を見てそこから何らかの意味を見出したり,表面的な感想をより詳細に具体化する過程で,自身の鑑賞を深めることができる.また他の鑑賞者の視点や思考から新たな知見を得ることで,絵画鑑賞体験の質を向上させることができる.さらに,批判的な分析能力を養うことができるため,芸術館来訪者や小・中学生の授業,さらに医学生のカリキュラムなど幅広く使われている.対話型鑑賞では,鑑賞のポイントを指摘したり,知識を教授するファシリテータの存在が重要な役割を果たす.しかし,絵画の専門的な知識を持ったファシリテータが常に身近に存在しているわけではないため,ユーザが希望するタイミングで対話型鑑賞を行うことは困難である.そこで,本研究では鑑賞者がいつでも対話型鑑賞を行うことができる,ファシリテータ AI を実装することを目的とする.まず,GPT-3.5 に対して単純なプロンプトのみを与えて実現したファシリテータ機能を利用した対話型鑑賞を被験者に行ってもらい,ファシリテータ AI に必要な要素を考察する.そして実験によって得られた知見に基づいて,langchain を用いた対話型鑑賞機能を設計し,対話型鑑賞に必要な要素を細かくシステムに導入する.}, title = {巨大言語モデルを用いた絵画の対話型鑑賞に向けての基礎的検討}, year = {2023} }