@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227358,
 author = {後藤, 真孝},
 issue = {19},
 month = {Aug},
 note = {本招待講演では，「歌声情報処理」(singing information processing) と我々が 2008 年に名付けた研究分野が，どのように誕生してどう発展していったのかを，特に黎明期に焦点を当てながら紹介する．歌声情報処理は，歌声を対象とした音楽情報処理であり，歌声固有の特徴に関する基礎研究から，歌声合成，歌詞認識，歌手同定，歌声検索，歌声評価等の応用研究まで多岐に渡る．2008 年 10 月に日本音響学会誌に掲載された解説「歌声情報処理の最近の研究」が同分野名を冠した最初期の文献であるが，その後，情報処理学会音楽情報科学研究会においても，2010 年 7 月 28 日 にスペシャルセッション「歌声情報処理最前線！」，2012 年 2 月 3 日にスペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!」が開催され，研究者だけでなく一般の方々からも注目を集め，それぞれメディア報道もされた．国際的にも，2010 年 3 月の IEEE ICASSP 2010 での招待講演「Singing Information Processing Based on Singing Voice Modeling」や，2014 年 10 月の IEEE ICSP 2014 での招待講演「Singing Information Processing」，2022 年 7 月の IEEE/ACM Transactions on Audio, Speech, and Language Processing に掲載された「Deep Learning Approaches in Topics of Singing Information Processing」で，同分野が推進・紹介されてきた．2019 年 1 月の IEEE Signal Processing Magazine に掲載された「An Introduction to Signal Processing for Singing-Voice Analysis」の中でも，同分野名が言及されながら，その発展が紹介されている．このように国内外で認知度が高まった「歌声情報処理」は，今後もより多くの人達の興味を集め，ますます発展していくことを期待したい．},
 title = {歌声情報処理の誕生と発展},
 year = {2023}
}