@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227149, author = {吉岡, 恵吾 and 穐山, 空道}, issue = {7}, month = {Jul}, note = {本研究では RowHammer 攻撃でこれまで着目されていなかったページテーブル上のフラグを書き換えることで,攻撃者が被攻撃者のデータにアクセス可能になることを示した.RowHammer 攻撃とは,メモリ上の同一のアドレスに繰り返しアクセスすることで,DRAMの特定のセルから電荷が放出され,メモリ上の値が書き換わる現象である.本研究では,ページテーブル上の Global bit の反転により起こる現象を,CPU シミュレータ上で動作する Linux を用いた実験を通して解明した.RowHammer 攻撃で Global bit を書き換え,攻撃者と被攻撃者のプロセスでアドレス変換情報を共有させることで,攻撃者が被攻撃者のデータにアクセスすることが可能になった.さらに,提案した攻撃手法に対する緩和策や,ARM,RISC-V などの様々な ISA における攻撃についても考察した.}, title = {RowHammerを用いたページテーブル上のGlobal bit書き換えによるプロセス間データ覗き見手法}, year = {2023} }