@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227093, author = {小泉, 透 and 塩谷, 亮太 and 津邑, 公暁}, issue = {16}, month = {Jul}, note = {分岐命令が原因で次に実行する命令を確定できないことによる制御ハザードは,命令レベル並列性の抽出を妨げる.制御ハザードは典型的には分岐予測により回避できるが,データに依存する分岐は予測することが困難であり,依然として問題である.本研究では,分岐予測に加え,制御等価な地点の予測を導入することで制御ハザードを回避する方式を提案する.提案手法では,制御等価な地点の予測に加え,その地点でのアーキテクチャステートを可能な範囲で予測することで,予測された地点以降の命令の投機的実行を可能とする.この投機の検証は既存の投機検証機構をほとんど流用することができるため,提案手法による追加のハードウェアコストは低い.机上でのパイプラインシミュレーションにより提案手法を評価したところ,クイックソートを行うプログラムに含まれるループを 1.57 倍高速に実行できることが確かめられた.}, title = {制御等価な点の予測に基づく制御ハザードの回避方法に関する検討}, year = {2023} }