@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00227089, author = {トウ, リン and 三輪, 忍 and 塩谷, 亮太 and 八巻, 隼人 and 本多, 弘樹}, issue = {12}, month = {Jul}, note = {サーバ向けや HPC 向けとして近年リリースされている高帯域幅メモリを有するプロセッサでは,豊富なメモリ帯域幅を有効利用するために通常よりも大きなブロックサイズのキャッシュを採用しているケースがある.一方,既存のデータプリフェッチャは 64B ブロックのキャッシュを前提として開発が行われてきたため,巨大なブロックサイズを有するプロセッサではこれらのプリフェッチャは有効に機能しない可能性がある.そこで本稿では,ブロックサイズの増加に対する既存のデータプリフェッチャの性能を評価した.評価の結果,既存のデータプリフェッチャはブロックサイズが 1,024B を超えると効果がほとんどないことがわかった.1,024B は HBM3 またはそれ以降の世代の高帯域幅メモリを有するプロセッサにおいて採用が想定されるブロックサイズであり,これらの世代のプロセッサにおいて高帯域幅メモリを有効活用するためには新たなデータプリフェッチング方式を今後考える必要があると言える.}, title = {高帯域幅メモリを有するプロセッサにおけるデータプリフェッチャの性能分析}, year = {2023} }