@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00226875, author = {井原, 章之}, issue = {8}, journal = {情報処理}, month = {Jul}, note = {「デジタルトランスフォーメーション(DX)等を駆動力として研究開発活動を革新し,そのオペレーティングシステムをトランスフォームすること」という概念を表す言葉として,RX(リサーチトランスフォーメーション)が注目を集めている.DXやRXの推進力を生み出すデジタルテクノロジーには5G,IoT,AIなどが挙げられるが,最近はXR(クロスリアリティ)技術の活用が加速している.XRとは「リアルとバーチャルを融合した空間を創り出し,現実にはないものを知覚できるようにする技術」の総称であり,仮想現実(VR)や拡張現実(AR),複合現実(MR)などの技術が含まれる.本稿では,国立の研究機関に所属する研究者である筆者が,研究現場のDXやRXを促進するために行っている「XRシステムの開発と運用」に関する活動を紹介する.特に,現実世界のリアルタイム映像を仮想世界に描画する形態である「リアルタイム拡張仮想」の技術にフォーカスを当て,システムの開発手法や活用事例を詳しく解説する.また,内製のシステムをMR用ゴーグル型デバイスと組み合わせて活用した事例も紹介し,研究現場においてXR技術を活用することによって得られる価値や,RXに向けた課題について考察する.}, pages = {d35--d50}, title = {XR最前線~メタバースがやってくる~:XRが拓くRX(リサーチトランスフォーメーション)}, volume = {64}, year = {2023} }