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アイテム
深層学習を用いたゲーム木可視化による評価値の揺らぎやすさによる局面の危険性の表現の研究
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/226812
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/2268127942e2b9-f811-4368-8cee-8254e0bb0ce7
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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2025年7月1日からダウンロード可能です。
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Copyright (c) 2023 by the Information Processing Society of Japan
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非会員:¥660, IPSJ:学会員:¥330, GI:会員:¥0, DLIB:会員:¥0 |
Item type | SIG Technical Reports(1) | |||||||||
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公開日 | 2023-07-01 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 深層学習を用いたゲーム木可視化による評価値の揺らぎやすさによる局面の危険性の表現の研究 | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 将棋・チェス | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||||||
資源タイプ | technical report | |||||||||
著者所属 | ||||||||||
中京大学大学院工学研究科情報工学専攻 | ||||||||||
著者所属 | ||||||||||
中京大学大学院工学研究科情報工学専攻 | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
Graduate School of Engineering, Chukyo University Information Engineering Major | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
Graduate School of Engineering, Chukyo University Information Engineering Major | ||||||||||
著者名 |
景山, 裕大
× 景山, 裕大
× 濱川, 礼
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論文抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 本論文では,ゲームでの局面の評価値の揺らぎやすさを可視化することによりその局面がもつ危険性を表現することについて述べる.近年ではチェスや将棋などの AI の発展により,プロが AI を研究に活用することは常識となっている.しかし,AI の推奨手を人間が指すことは難しい.たとえ推奨手を指せたとしても,その後も推奨手を指し続けなければいけないような局面はプレイヤーの体力や持ち時間を消耗させ,それが新たにミスを誘発させる.本論文では,このように推奨手を指さないと大きく評価値が揺らいでしまうような局面を危険な局面として,その程度を局面の危険性とする.チェスや将棋といった着手可能な手が多く存在するようなゲームではこのような局面は多く見られる.プレイヤーは自分が不利な局面の時,あえて AI が悪手とした手を指すことで相手を危険な局面へと誘導する場合もあるため,棋譜研究などの際にプレイヤーの勝負手に困惑してしまうこともある.そのため,評価値だけでは指し手の意図を理解するためには不十分であると考えられる.危険な局面はミスの原因にもなりえるため,局面の危険性を表現することは考察や研究に対する支援として有効であると考えられる.本論文では,数あるボードゲームからチェスをモデルケースとした.理由は将棋などと並び良く知られたボードゲームで,将棋よりも駒の数が少ないため,一局面での平均合法手が少ないことと一つ一つの駒の価値が高いため,一手が評価値に及ぼす影響が大きく,本研究の結果がより分かりやすいものとなることを期待したためである.本論文では,局面の危険性を表現するためにその局面で評価値の高い上位五候補手を扱ったゲーム木を可視化することを提案する.このゲーム木では,ノードがその指し手を表す.また,ノードの色を評価値に対応したヒートマップで決定することでその局面がもつ評価値の変動の可能性を視覚的に表現する.こうすることで危険な局面といった評価値だけでは伝わりづらい部分を表現する.また,ルートを中心とした同心円を探索深度の数だけ用意し,このゲーム木は円上にノードを配置し,その外側の円に内側の円で配置されたノードの子ノードを配置する.こうすることでスペースを広く扱うことができ,使用者がゲーム木全体を見たときに局面の遷移の可能性を円の広がりとして感じることができると考えた. | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AA11362144 | |||||||||
書誌情報 |
研究報告ゲーム情報学(GI) 巻 2023-GI-50, 号 5, p. 1-7, 発行日 2023-07-01 |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 2188-8736 | |||||||||
Notice | ||||||||||
SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc. | ||||||||||
出版者 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
出版者 | 情報処理学会 |