@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00226769,
 author = {二井, 智成 and 池部, 実 and 吉崎, 弘一 and 吉田, 和幸},
 issue = {5},
 month = {Jun},
 note = {ネットワークトラフィックは年々増加しており,膨大なトラフィックの中から不正なスキャン活動を発見することが困難になってきている.我々はこれまでに組織のネットワークに対する水平スキャンを可視化するシステムを開発し,大分大学宛のトラフィックを観測してきた.このシステムでは,宛先 IP アドレスの第 3 オクテット,第 4 オクテットを 256 × 256 の 2 次元マトリクス上に対応させた各座標において観測したパケット数を色で表現し,水平スキャンを可視化する.本研究では,WebSocket を用いたプッシュ通信によりブラウザ上でリアルタイムにトラフィックを可視化するシステムを実装し,宛先ポート番号もマトリクスの軸に割り当てる対象とすることで,水平スキャンと垂直スキャンを即座に把握できるようにした.このシステムでは可視化条件ごとにマルチスレッドで処理するため,異なる可視化条件でトラフィックを同時に描画できる.2 次元マトリクス上でスキャンを可視化可能な状態に保つために,パケット数の変化を表現するための適切な配色設定や色によるパケット数の表現方法を検討し,実装した.評価実験では,学内宛トラフィックを異なる条件で同時に可視化し,異なるスキャンをそれぞれリアルタイムに視覚的に把握できた.今後の課題として,各座標の情報をユーザが確認できる機能の実装が挙げられる.},
 title = {WebSocketを用いたリアルタイムトラフィック可視化システムの開発},
 year = {2023}
}