@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00226199, author = {高松, 純貴 and 遠山, 喬 and 大原, 衛 and 新井, 雅之 and 福本, 聡 and Junki, Takamatsu and Takashi, Toyama and Mamoru, Ohara and Masayuki, Arai and Satoshi, Fukumoto}, issue = {4}, month = {May}, note = {著者らの研究グループは,高アベイラビリティ・低コストなクラウド型鉄道信号システムを実現するため, COTS(Commercial-Off-The-Shelf)ハードウェアで中央装置を多重化し,さらに,制御処理に時間的冗長性を導入した手法を提案している.本研究では,この提案手法にサイバー攻撃への対策を追加することを検討する.サイバー攻撃に対しては,メッセージの真正性や完全性を検証することが有効とされており,提案手法でも,それらの対策は実施される想定である.しかし,COTS では OS 等の脆弱性を悪用される可能性があり,それによって中央装置が乗っ取られた場合には,サイバー攻撃への対策が無効化されることを想定する必要がある.そこで本研究では,乗っ取りが発生した場合でも,多重化した中央装置の過半数未満の乗っ取りであれば,安全性を確保することが可能な二つの対策手法を提案する.これらの対策手法において,実際に中央装置で乗っ取りが発生した場合の耐性をシミュレーションによって評価した.また,それらの手法の耐故障性を確認するために,乗っ取りがなく,通信ネットワークの伝送断だけが発生した場合の評価もシミュレーションした.}, title = {COTSベースクラウド型鉄道信号システムにおける乗っ取りを考慮した信頼性評価に関する一考察}, year = {2023} }