Wi-Fi CSIを用いた住居全体の位置・活動推定に適した送受信機設置パターンの調査

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2023-05-11
• タイトル: Wi-Fi CSIを用いた住居全体の位置・活動推定に適した送受信機設置パターンの調査
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: 行動・認識
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 九州大学
• 著者所属: 九州大学
• 著者所属: 九州大学
• 著者名: 甲斐, 貴一朗; 崔, 赫秦; 荒川, 豊
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: 近年，無線通信技術である Wi-Fi を利用して人間の行動認識を行う Wi-Fi センシングに関する研究が盛んに行われている [1]．電波伝播の状態は，CSI (Channel State Information) と呼ばれ，特定のデバイスを用いることで取得可能であり，この CSI を収集し，機械学習を適用することで居住者の行動認識を行うことが可能である．しかしながら，複数の部屋があり，壁や家具によって見通しの悪い住宅環境において，少ない送受信機数で住居全体をカバーするためには，送受信機の設置場所が重要な課題となる．そこで，本研究では学内に設置されたスマートホーム環境に複数の送受信機を設置して，住宅環境における居住者の活動状態及びその位置の推定に適した，送受信機の数と位置の組み合わせによる設置パターンについて調査した．機械学習アルゴリズムについては，活動推定に SVM，位置推定に LightGBM を用いた．その結果，活動推定については，住宅内を広範囲でカバーできる設置パターンにすることで，1 ペアの送受信機のみで 85% 以上の精度で推定できることを明らかにした．一方，位置推定については，送受信機数を減らすと精度の低下が見られるが，比較的少ない送受信機数で部屋を推定できる最適な設置パターンとその傾向を明らかにした．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AA11515904
• 書誌情報: 研究報告高度交通システムとスマートコミュニティ（ITS）; 巻 2023-ITS-93, 号 44, p. 1-7, 発行日 2023-05-11
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-8965
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会