@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00225260, author = {山中, 雅則}, issue = {37}, month = {Mar}, note = {ズッカーカンドルとポーリングによる分子時計の提案から分子進化論が生まれ,木村資生の中立説が発表された.これら分子進化はアミノ酸や DNA の変異確率を基本とする統計学として定式化されている.従って,過去方向にも未来方向にも可能な変異について確率論の範囲内で網羅的に知ることができる.一方で,表現型に着目するダーウィン流の進化論はそのようなことは不可能であり,過去に消失した形質を知ることも,今後の進化の予測も不可能である.しかし,これらは進化論の大まかな 2 つの階層を形成している.この研究では,分子進化論のさらに微視的な下層(第 3 の階層)を探索する.「現存する生体高分子の電子状態に分子進化の手がかりが残されている」という仮定を置き,電子状態のどのような統計量にその手がかりが残されているのか考察した.特に注目した統計量はランダム行列理論に用いられるエネルギー準位統計とそこから派生する統計量である.アミノ酸,ジペプチド,トリペプチドなどペプチドを系統的に伸長して,これら統計量の分子の伸長に伴う変化を追跡し,分子種を変数として統計量のランドスケープ作成を試みている.分子の電子状態の計算には,密度汎関数法などの第一原理的量子化学計算を用いた.}, title = {分子進化の量子論}, year = {2023} }