@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00225161,
 author = {畠山, 昂 and 下川辺, 隆史},
 issue = {17},
 month = {Mar},
 note = {移動境界流れの解析は車やプロペラなどといった工場製品の生産等における重要な課題の一つである.埋め込み境界-格子ボルツマン法はその移動境界流れの解析手法の一つであり,複雑形状の境界条件を解くことや,複数 GPU を用いた高速並列計算が容易である.複数 GPU を用いた計算では,計算領域を分割しそれぞれの領域を GPU が計算するため,計算の並列度が高くなり性能が上がるように思われる.しかし,GPU 同士のデータ通信が発生してしまい,その通信時間の分だけ並列度が下がり性能が向上しにくくなってしまう.本研究では竹とんぼの飛翔シミュレーションを実現し,その解析中に生じる GPU 間の通信データ量の削減や通信時間の隠蔽などの実装を行い性能向上を目的とし,2 倍の性能向上を達成した.また,計算スキームを各ステップにわけ,計算時間や通信時間をモデル化することを提案し,計算領域への最適な GPU の割り当て方を予測することを可能とした.},
 title = {複数GPUでの埋め込み境界-格子ボルツマン法の計算の最適化と性能モデルの構築},
 year = {2023}
}