@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00224819, author = {臼井, 仁志 and 野崎, 真之介 and 芹澤, 歩弥 and 吉平, 瑞穂 and 佐野, 絢音 and 澤谷, 雪子 and 磯原, 隆将 and 大木, 哲史 and 西垣, 正勝 and Hitoshi, Usui and Shinnosuke, Nozaki and Ayumi, Serizawa and Mizuho, Yoshihira and Ayane, Sano and Yukiko, Sawaya and Takamasa, Isohara and Tetsushi, Ohki and Masakatsu, Nishigaki}, issue = {5}, month = {Mar}, note = {サイバー攻撃の高度化による被害の拡大に対し,ユーザの継続的な情報セキュリティ対策実施率は約 44.6% と依然として低い状況にある.この状況はユーザの合理性と社会の最適性の乖離という,社会的ジレンマを内包した大きな問題となっている.この社会的ジレンマの解決に向けて,「他人の目・顔」を用いた懲罰による心理的アプローチの有効性が確かめられている.しかし,「他人の目・顔」の恒久的な有効性を否定する研究があり,これは報酬,当事者性が欠如しているためであると考えられる.そこで本研究では,ユーザの情報セキュリティ意識を継続させることを目的とし,報酬と当事者性を用いた心理的アプローチを検討する.具体的には,情報セキュリティ対策として OS 更新を促進するメッセージ(OS 更新メッセージ)を対象に,報酬と当事者性を誘発させる手法として,メッセージ内に「自分の顔」画像を一緒に提示する.更に,OS 更新が必要な機会の都度,更新の実施・未実施の結果に応じて,「自分の顔」画像を「理想的な自分の顔」・「理想的でない自分の顔」画像に変化させることで,報酬を強化し,ユーザの恒久的な行動変容(行動維持)を促進する.}, title = {報酬と当事者性を利用した情報セキュリティ意識の促進に関する検討:「自分の顔」画像を用いたOS更新メッセージ}, year = {2023} }