@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00224711,
 author = {奥本, 裕介 and 滝沢, 泰久},
 issue = {35},
 month = {Feb},
 note = {近年,スマートフォンなどにおける多様なアプリケーションの利用拡大,および IoT の社会への浸透にともない,ネットワークトラフィックが急増している.そのために,新たな無線通信システムとして第 5 世代移動通信(5G)の普及が望まれている.5G では,容量拡大のため高周波数帯の利用と MIMO を用いる.高周波数の利用は通信範囲が狭くなることから,5G においてアンテナ数が増大することが予想されている.MIMO ではアンテナ数に比例して帯域拡大が見込まれるが,アンテナ数が増加するごとにその容量拡大は鈍化する.したがって,単一無線システムで構成される MIMO チャネルでは容量拡大に限界がある.以上のことから,我々は 5G 環境において増加する多数のアンテナを複数の無線システムで共有,適宜分配して周波数帯が異なる複数の無線システムで多重の MIMO チャネルを構成することで帯域拡大を図る,異種無線多重 MIMO チャネル動的構成方式を提案している.しかし,スループットに基づいた共有アンテナ分配制御は,トラフィックに対して十分な帯域がある場合に最適なアンテナ分配とならない可能性がる.本稿では,この問題を解決するため,遅延時間による共有アンテナ分配の数理的分析と遅延時間に基づく共有アンテナ分配制御を提案する.},
 title = {異種無線多重MIMOチャネル動的構成方式における通信遅延を用いた共有アンテナ分配},
 year = {2023}
}