@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00224481, author = {松浦, 博 and 井本, 智明 and 湯瀬, 裕昭 and 和田, 淳一郎 and 秀島, 雅之 and Hiroshi, Matsuura and Tomoaki, Imoto and Hiroaki, Yuze and Junichiro, Wada and Masayuki, Hideshima}, issue = {2}, month = {Feb}, note = {加齢等による咽喉の衰えを発話評価によって早期に検知し,自身の状態を自覚させ適切な対応がなされれば健康維持につながると考えられる.本報告では基本周波数 F0 や独自開発の音声セグメントラベルから導出した F0 変化幅,妥当ラベル,ラベル安定性,F0 分散,音声区間長,無音区間長,かすれラベル,濁音ラベルを発話評価パラメータとして用いた.本報告では 73 歳以上の高齢者について 9 か月の期間をおいて ATR 音素バランス 503 文のうちの 2 文とオーラルディアドコキネシス用の「パ」「タ」「カ」の発話を延べ 100 名分収集した.発話評価パラメータとオーラルディアドコキネシスの関係では,ta の回数と音声区間長との相関係数は 0.4,ta の回数と妥当ラベルとの相関係数は 0.32 となった.年齢との関係を調べたところ,妥当ラベルとの相関係数が -0.44 と,最も負の相関があった.一方,オーラルディアドコキネシスでは年齢と ta の回数との相関係数が -0.37 と,最も負の相関があった.9 か月間経過した時の発話評価パラメータが 0.5 以上向上したのは,評価「あらゆる・・」「冬が・・」のそれぞれで 38 名中 7 名と 6 名,0.5 以上低下したのは 3 名と 0 名であった.9 か月間経過した時のオーラルディアドコキネシスの変化量について,1 以上向上しているのが,pa で 8 名,ta で 8 名,ka で 6 名であった.一方,1 以上低下しているのは pa で 5 名であり,ta と ka ではいずれも 1 名であった.}, title = {音声セグメントと基本周波数から導出した発話評価パラメータとオーラルディアドコキネシスとの比較}, year = {2023} }