@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00224270,
 author = {和田, 健 and 山田, 浩史},
 issue = {9},
 month = {Feb},
 note = {Reboot-based Recovery は,ソフトウェアの再起動によって,コンピュータシステムを不安定な状態からリカバリするためのシンプルかつ強力な方法である.Reboot-based Recovery は,Unikernel と呼ばれる新しいタイプのオペレーティングシステムへの適用という課題に直面している.Unikernel は,OS の機能がライブラリのようにアプリケーションにリンクするライブラリ OS である.アプリケーションと Unikernel が密接に結びつくために,Unikernel のみの再起動にアプリケーションの再起動を伴うことになり,Unikernel に関係のないメモリの内容を消去し,再構築してしまう.本論文では,Unikernel のみの Reboot-based Recovery を効率的に行う VampOS を紹介する.VampOS は,Unikernel コンポーネント間のインタラクションを記録し,再起動したコンポーネントにそれらを再実行させることで,リンクされたアプリケーションの実行状態を維持したまま,Unikernel のコンポーネント単位での Reboot-based Recovery を行う.ソフトウェア若化を行う最適化されていない VampOS のプロトタイプを Unikraft 0.8.0 に実装した.プロトタイプを用いた実験により,実行時のオーバヘッドは最大で 13.6 倍であるものの,意図的に挿入したメモリリークのバグの影響を僅かなダウンタイムで緩和することを示した.},
 title = {Reboot-based Recoveryを指向するUnikernel},
 year = {2023}
}