@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00223785, author = {楠永, 遼一 and 青木, 工太 and 槇原, 靖 and 八木, 康史}, issue = {28}, month = {Jan}, note = {睡眠は生活の中で重要な要素の一つであり,その質は日常生活における精神状態やパフォーマンス等の心身の状態に強く影響を与えることが知られている.特に睡眠時姿勢とその変化はいびき,睡眠時無呼吸症候群等の睡眠障害に起因しており,睡眠の質に関係する要因の一つである.そのため,睡眠時姿勢の認識やその時系列的な遷移は睡眠障害の検知に留まらず,睡眠の質や健康状態を評価する上で有用である.睡眠時姿勢の分類では,一般的な姿勢分類の課題に加えて,布団に伴う遮蔽や照明条件の変化,プライバシーの配慮等の課題があり,既存研究において,これらの課題に対する手法が様々に提案されている.しかし,これらの既存研究では,真上視点等の完全に身体が収まる視点から撮影されたデータを基に検証されており,センサの設置位置の変化による影響が考慮されていないという問題がある.実環境の利用を想定した場合,利用者の環境によってはセンサの設置位置が限られ,身体に遮蔽が伴う位置にセンサを配置せざるを得ない可能性があり,そのような不完全な身体情報しか得られない場合に対して頑健な手法が必要である.そこで本研究では,点群補完手法を用いたセンサの視点による遮蔽に頑健な睡眠時姿勢の分類手法を提案する.具体的には,睡眠時姿勢の分類手法への入力として,欠損を含む深度画像を変換した点群そのものではなく,点群補完手法によって欠損を補完した点群を用いる.3 つの布団条件(布団無し,1 枚,2 枚)において横視点から撮影された欠損を含む点群について,点群補完を伴わない分類手法と比較実験を行い,提案手法の有効性を検証した.}, title = {点群補完手法を用いたセンサの視点による遮蔽に頑健な睡眠時姿勢の識別}, year = {2023} }