@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00223324, author = {鈴木, 拓海 and 真鍋, 宏幸}, issue = {13}, month = {Jan}, note = {スマートフォンやタブレットの性能向上に伴い,高機能なアプリケーションをパソコンだけでなく,それら小型デバイスから利用することも多くなった.しかしタッチパネルによる入力は,マウスやキーボードなどと比較して,バリエーションが乏しく複雑な入力ができない.本研究では,静電容量方式タッチパネルの静電容量画像から,筆型のパッシブスタイラスの角度を推定する手法を提案する.市販されている電源不要の安価なスタイラスペンのまま,静電容量方式タッチパネルを採用した全てのデバイスで,入力に使用するスタイラスペンの角度推定が行えるようになり,入力バリエーションの拡張が期待できる.スタイラスペンの角度の推定誤差について評価実験を行い,平均絶対誤差はピッチ角で 6.63°,ロール角で 5.97°であった.Android の実機を使用したユーザ実験では,指とスタイラスペンの 2 種類の入力を約 95% の精度,スタイラスペンでの 4 方向のジェスチャ入力を 0.15 秒ほど待つことで約 83.6%(0.3 秒ほどで約 91.9%)の精度で識別することができた.また,本手法の実用性を示すために,いくつかのアプリケーションの実装を行った.}, title = {静電容量画像を用いた筆型パッシブスタイラスの角度推定}, year = {2023} }