@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00222780,
 author = {高橋, 亮至 and 阿萬, 裕久 and 川原, 稔},
 issue = {12},
 month = {Dec},
 note = {ソースコードの品質管理を行う上でコーディング規約への準拠は重要な観点の 1 つである.コーディング規約に合わせてプログラミングを行うことにより,可読性の高いソースコードを作り出せるだけでなく,バグ混入のリスクを低減できるという報告もある.静的解析ツールを利用することで,ソースコードがコーディング規約に準拠しているかどうか,換言すれば規約に違反する箇所がないかどうかを自動的に確認することができる.しかしながら,多数の規約違反(警告)が検出されたり,指摘内容が些細なものであったりすることも珍しくなく,開発者たちが静的解析ツールを積極的に活用するという状況には至っていない.そこで本稿では,ツールが出力する警告の優先順位付けに向けて,オープンソース開発プロジェクトを対象とした定量データの収集と分析を行っている.具体的には Python プログラムを対象としたコーディング規約確認ツール Pycodestyle に着目し,45 個のオープンソースソフトウェアについて,それらのコミットごとでの警告を調べたり,バグ修正の前後での警告の増減について調べたりしている.その結果,1 行の長さやインデントの付け方に関する警告が多く出力される傾向にあることが確認されている.さらには,非推奨な書き方や可読性を低下させる恐れのある書き方がなされている場合にはバグ修正も比較的起こりやすい傾向にあることも示されている.},
 title = {Pycodestyleによる警告とバグ修正の関係に関する定量分析},
 year = {2022}
}