@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00222766, author = {高橋, 政宗 and 西崎, 実穂 and Masamune, Takahashi and Miho, Nishizaki}, issue = {5}, month = {Dec}, note = {新型コロナウイルス感染症の影響を受け,日本において 10 年間減少していた自殺者数が増加傾向にある.中でも,15~20 代のリスクが高く,自殺念慮・自殺未遂者の約 7 割が自殺を考えた時に誰にも相談をしていない.これまで,困難な状況から立ち直ることができる心の回復力として説明されている「レジリエンス」を引き出すケア方法や,ストレスコーピングについての研究はなされているが,当事者同士のマッチングシステムについての研究は進んでいない.そこで本研究では,悩みを抱える大学生の環境要因・個人要因に着目し,同じ悩みを抱える学生同士が 1 対 1 でマッチング,一日限りのチャットを行うことで,レジリエンスを引き出す関係作りを可能にするシステムの提案を行う.18~22 歳の大学生 16 名を対象に検証を行った結果,マッチング候補者の中で約 4 割の人と会話を希望した.実際にマッチングが成立したのは 4 組 (8名) であった.今後は,マッチング精度の向上とともに,チャット前後におけるレジリエンスの変化を S-H 式レジリエンス検査を用いて検証し,システムの改良を進める.}, title = {悩みを抱える大学生を対象としたレジリエンスを引き出すチャット機能をもつマッチングシステム}, year = {2022} }