BROF : RPLにおける受動的なリンク品質推定を用いた効率的な木構造構築

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2022-12-01
• タイトル: BROF : RPLにおける受動的なリンク品質推定を用いた効率的な木構造構築
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: 無線通信
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 慶應義塾大学大学院理工学研究科
• 著者所属: 株式会社東芝研究開発センター
• 著者所属: 慶應義塾大学大学院理工学研究科
• 著者所属: 慶應義塾大学理工学部
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School of Science and Technology, Keio University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Corporate, R&D Center, Toshiba Corp.
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School of Science and Technology, Keio University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Faculty of Science and Technology, Keio University
• 著者名: 藤田, 滉冬; 田中, 康之; 森, 康祐; 寺岡, 文男
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: IIoT (Industrial Internet of Things) 用ネットワークにおけるルーティングプロトコルとして IETF (Internet Engineering Task Force) によって RPL (IPv6 Routing Protocol for Low-Power and Lossy Networks) が標準化されている．RPL では，各ノードが近隣ノードへのリンク品質を推定して親ノードを選択することにより，シンクを頂点として木構造を構築する．IIoT 機器向けの OS である Contiki-NG の実装方式では，各ノードはリンク品質を推定するために近隣ノードに制御メッセージを送信しており，オーバヘッドが大きくなってしまうという問題がある．筆者らは RPL の制御メッセージである DIO (DODAG Information Object) の受信率を利用してリンク品質を推定する BROF (Broadcast Reception based Objective Function) を提案している．本稿では，BROF を改良し，データパケットの受信率も利用してリンク品質を推定する手法を提案する．シミュレーションとテストベッドで比較した結果，BROF の制御メッセージ数は Contiki-NG に実装されている手法の約 35% と大幅に削減しているが，データパケットの PDR (Packet Delivery Ratio) と平均遅延時間は両手法で同程度であった．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN10116224
• 書誌情報: 研究報告マルチメディア通信と分散処理（DPS）; 巻 2022-DPS-193, 号 3, p. 1-8, 発行日 2022-12-01
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-8906
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会