@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00220459, author = {真弓, 大輝 and 中村, 優吾 and 松田, 裕貴 and 三崎, 慎也 and 安本, 慶一}, book = {第30回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集}, month = {Oct}, note = {我々が感じる香りには,鼻先から香る「鼻先香(Orthonasal smell)」と口の中から鼻を抜ける香り「口中香(Retronasal smell)」の 2 種類が存在する.これまで,様々な嗅覚デバイスの研究開発が活発に行われてきているが,香りを感じる際の鼻腔経路の違いが,知覚する「味」に与える影響については明らかになっていない.本論文では,小型で軽量な嗅覚デバイスの設計を示し,それぞれ鼻先香と口中香を提示可能な嗅覚デバイスとして,コップ型,ストロー型,マスク型という 3 種類のプロトタイプを提示する.そして,香りを提示する際の鼻腔経路の違いが味覚に及ぼす影響を調査する.実験では,3 種類のプロトタイプを用いて,被験者 13 名を対象に,知覚する香りの評価,デバイスの評価,味覚の評価を行った.実験の結果,香り情報提示の違いで味覚への影響に違いが見られ,鼻先で嗅ぐ香りに比べ,口の中から香る香りによって味覚に影響を及ぼすことが示された.}, pages = {175--180}, publisher = {情報処理学会}, title = {鼻腔経路の異なる香りを提示可能なデバイスの設計と味覚に与える影響の基礎評価}, year = {2022} }