@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00220416, author = {上田, 宏 and 山本, 大輔 and 下川, 統久朗}, issue = {12}, month = {Oct}, note = {既存の状態ベクトル型量子計算ソフトウェアでは,その万能性を重視して,数 10 サイトの量子スピン/ビット系の計算を高速に処理する仕様がメジャーな開発方針となっている.そのため,量子力学的に相互作用する系でありながら 100 サイト以上の数値的厳密な状態ベクトル型量子計算が実行できる特定の問題群に関しては未対応の状況が続いている.本研究では,従来の状態ベクトル型量子計算ソフトウェアで採用されているスピン配置をビット配列で表現する手法を用いないことで,先述の問題群の解析に特化したソフトウェアを開発している.当該ソフトウェアの性能評価として,飽和磁化近傍の量子スピン模型における低エネルギー励起分散,静的・動的スピン構造因子,東京大学物性研究所(ISSP)スーパーコンピュータ(Ohtaka)での openMP 並列化効率に関するベンチマーク結果を示すとともに,QS3 で対応可能な問題群への応用状況についても述べる.}, title = {量子計算ソフトウェアQS<sup>3</sup>の開発}, year = {2022} }