@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00220411, author = {服部, 智大 and 入江, 広隆 and 門脇, 正史 and 田中, 宗}, issue = {7}, month = {Oct}, note = {組合せ最適化問題は,制約条件を満たしつつ,目的関数を最大化もしくは最小化するための決定変数の組合せを求める問題である.組合せ最適化問題は,問題の規模に応じて解候補となる組合せの個数が指数関数的に増大するため,厳密解を得ることは困難である.量子アニーリングマシンは,組合せ最適化問題を定式化したイジングモデルの基底状態を量子ダイナミクスにより探索するハードウェアで,高速かつ高精度に解を得ることが期待されている.しかし,量子アニーリングマシンに直接入力することのできる組合せ最適化問題の規模は量子ビット数により律速されてしまう.そのため,量子アニーリングマシンを用いて大規模な組合せ最適化問題を解くための様々な手法が提案されている.その手法の一つにハイブリッド量子アニーリング (Hybrid Quantum Annealing, HQA) と呼ばれる手法がある.本研究の目的は,HQA の性質を調べることにより,変数固定の効果や適切な古典前処理手法を検討することである.シュレディンガー方程式を直接解くシミュレーション,及び量子アニーリングマシンを用いて HQA を実行した.その結果,基底状態に近い高精度な解を得るための適切な固定スピン数が存在すること,適切な固定スピン数が量子アニーリング時間に依存することを示唆する結果を得た.また,実機に直接入力可能なサイズの問題に対しても,HQA によって問題を縮小することにより,より高精度な解が得られた.}, title = {量子アニーリングを用いた古典・量子ハイブリッド手法における変数固定の効果}, year = {2022} }