@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00220333, author = {胡, 曜 and 本田, 巧 and 長坂, 侑亮 and 福本, 尚人 and 鯉渕, 道紘 and Yao, Hu and Takumi, Honda and Yusuke, Nagasawa and Naoto, Fukumoto and Michihiro, Koibuchi}, issue = {20}, month = {Oct}, note = {本報告では,並列計算機における非可逆圧縮を用いた MPI 並列プログラムの通信に関する性能を評価する.一部の通信量の多い並列 MPI アプリケーションでは,プロセス間での浮動小数点データの交換に多くの実行時間がかかる.そこで,データ圧縮により,転送する必要のある浮動小数点データのビット数を減らすことができる.ただし,圧縮による実行時のオーバーヘッドは,MPI 通信の性能の低下につながる可能性がある.まず,本報告では,高い圧縮率と短い通信遅延を両立するために,MPI 通信環境に合わせて新しい非可逆圧縮アルゴリズムを提案する.送信元は,前のデータとの関係を示す情報により,浮動小数点データを表現する.そして,受信側は,規定された誤差を許容することにより高速にデータを復元する.次に,本報告では,与えられたMPI 並列アプリケーションに対して,非可逆圧縮を用いることで MPI 通信時間を最適化する.その結果,HPL アプリケーションの性能を最大約 17% の向上した.}, title = {非可逆圧縮を用いたMPI通信の性能評価}, year = {2022} }