@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00220063, author = {斎藤, 忍}, book = {ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2022論文集}, month = {Aug}, note = {企業・組織のIT投資のトレンドとしては,ERP等の非差別化領域のソフトウェアは個社での独自開発からパッケージ製品を利用する時代になる一方,差別化領域のソフトウェアは個社の狙い・ニーズに特化した戦略的な投資がますます重要となってきている.しかしながら,企業・組織のITコストの約80%は保守・運用(つくったITを使い続ける)が占めている.つくる→つかう(DevOps)を繰り返すだけでは,ITは無秩序に増殖する.結果として,企業内のリソースも逼迫し戦略的な投資は困難となる.本稿では,従来のソフトウェア社会の前提(つくる→つかう)を覆し,循環型ソフトウェアエコシステム(つくる→つかう→すてる→もどす のサイクル)の実現に向けたソフトウェア3R(Reduce, Reuse, and Recycle))のアプローチを提案する.ムダなソフトウェアを「すてる」ことにより,維持・運用のコストの大幅な低減を実現し,戦略的な投資へのリソースシフトを可能にする.また,既存ソフトウェアを資源(再利用可能なプログラム部品)に「もどす」ことにより,ソフトウェア開発タスクの極小化・非属人化を実現する.これにより,現状は様々な制約でプロジェクトへの参画が難しかった人達(育児者・介護者等)の社会復帰にも貢献する.}, pages = {137--142}, publisher = {情報処理学会}, title = {循環型ソフトウェアエコシステムの実現に向けたソフトウェア3Rの提案}, volume = {2022}, year = {2022} }