@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00220009, author = {飯田, 静空 and 若宮, 翔子 and 清水, 伸幸 and 藤田, 澄男 and 荒牧, 英治}, issue = {11}, month = {Sep}, note = {人間の感覚は正確なセンサーではない.例えば,人々の周囲の環境(気温,湿度,風速など)によって体感的な<暑さ>は変化することが知られている.そのため,夏に体感する<暑さ>を正確に予測することは,熱中症予防への応用が期待される.体感的な<暑さ>の予測には,気象データから求められる客観的な体感指標がよく使われるが,個人が実際に感じる主観的な<暑さ>とは一致しない可能性がある.一方で,人は体感的に暑いと感じた際に「暑い」とつぶやく可能性が高いため,実際の<暑さ>は人々の「暑い」つぶやきからも予測することができると考えられる.そこで我々は,<暑さ>という主観的な温度を,クラウドソーシングから得られた回答とみなし,体感指標よりも「暑い」つぶやき数を考慮した方が<暑さ>を予測できるかどうかを検証する.そのために,クラウドソーシングで収集した体感的な<暑さ>のデータと Twitter から収集した「暑い」のクエリを含んだつぶやき及び気象データから作成した体感指標との相関分析を行う.さらに,つぶやきの数と体感指標から<暑さ>を推定するモデルを,回帰分析により構築する.分析の結果,「暑い」つぶやき数を体感指標と組み合わせることで,体感指標のみを使用する場合よりも高い精度で体感的な<暑さ>を予測できることがわかった.本研究は,つぶやきの数から体感的な<暑さ>を推定することに成功した初めての研究である.}, title = {つぶやきから<暑さ>を当てる~2022夏~}, year = {2022} }