@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219944, author = {熊倉, 孝太 and 神山, 剛 and 小口, 正人 and 山口, 実靖}, issue = {25}, month = {Aug}, note = {スマートフォンにおいて消費電力の低減は重要な課題の一つである.また,CPUは大きな電力を消費する装置の一つであるため,適切な速度の制御が重要となる.CPUによる消費電力の削減とユーザエクスペリエンスの改善はトレードオフの関係にある.すなわち,CPUクロックレートを低下させると,消費電力が改善するがユーザエクスペリエンスは悪化する.クロックレートを増加させると逆となる.よって,CPU資源消費が大きくなる時にはクロックレートを増加させ,低くなるときは低下させることが好ましい.しかし,主要なスマートフォンOSの一つであるAndroidを含め,多くのスマートフォンOSのカーネルでは,未来のCPU資源消費量の予測は行っていない.CPU資源消費の増加や減少を観察した後にクロックレートを上げ下げする後追い型のポリシーとなっており,必ずしも適切にクロックレートを制御できていない.本稿では,Android OSに着目し,フォアグラウンドアプリケーションの動作を観察して近い未来のCPU使用率を予測し,その予測に基づきCPUクロックレートを制御する手法を提案する.そして,性能評価によりその有効性を示す.}, title = {Androidスマートフォンにおけるフォアグラウンドタスクの動作を考慮したCPUクロックレート制御}, year = {2022} }