@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219797, author = {雨坂, 宇宙 and 渡邉, 拓貴 and 杉本, 雅則 and 志築, 文太郎}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集}, month = {Jul}, note = {筋力トレーニング(以降,筋トレ)は一人でできる運動であり,多くの嗜好者がいる.筋トレ時にユーザを支援する機能としてこれまでトレーニングの自動記録,ジェスチャ認識による周辺機器の操作,フィードバックによる適切なトレーニングの支援などが実現されているが,これらの機能を同一の素子で実現する手法として,我々はピエゾ素子を用いた筋トレ支援システムを提案する.ピエゾ素子を用いることで音響センシングとユーザへの音声・振動提示を同時に実現できる.音響センシングは,物体や身体にマイクとスピーカを配置し,音波を測定信号として伝播させ,その応答を解析することにより状態を推定するアクティブ音響センシングと,何らかのアクションで発生する音を解析することにより,そのアクションを推定するパッシブ音響センシングに分かれる.提案システムでは,前者を用いて人体の筋肉の動きを認識し,トレーニング記録を行う.一方,後者を用いて衣服をつまむ・なぞる等の動作時に生じる衣擦れ音を認識し,これをタッチジェスチャとして利用する.また,信号を可聴域や低周波に設定することにより音声・振動としてユーザへの情報提示も可能となる.本論文では上記のうち,詳しく調査が行われていなかった,アクティブ音響センシングによるトレーニング記録に着目し,基礎調査として前腕部に装着したピエゾ素子を用いてダンベル運動時の種目認識,回数推定,負荷重量推定を行った.実験の結果,10 種のダンベル運動において種目認識と試行回数推定の精度がそれぞれ 61.1%,92.5% であり,負荷重量推定の誤差が ±0.75kg であることを確認した.}, pages = {1610--1617}, publisher = {情報処理学会}, title = {ピエゾ素子を用いた筋力トレーニング支援システムのための基礎検討}, volume = {2022}, year = {2022} }