@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219739, author = {須崎, 孝嗣 and 河村, 優周 and 沼尾, 雅之}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集}, month = {Jul}, note = {タスク指向型対話システムは旅行案内や検索などの課題の解決に有用である.近年では,対話システムに深層学習を適用して End-to-End のシステムを開発する研究が盛んに行われている.しかし,深層学習法では大量のコーパスが必要であり,ルールベースでは対話システム分野の専門家でないとシナリオの追加や編集を行うことが難しいという問題がある.現在のタスク指向型対話システムの課題として,複数のシナリオへの遷移,各シナリオでの対話が柔軟に記述できること,さらに,シナリオ内でのRedo,Undo, Skipや,シナリオ間の移動や復帰などといった,メタ制御が必要である.さらに,実際の対話では,話声のテキスト情報だけではなく,顔の表情や声のトーンなどのマルチモーダルな情報も利用して,自然な会話を成り立たせている.そこで本研究では,複数のシナリオにおいて容易にシナリオの作成 ・ 変更ができ,マルチモーダル情報も,話声テキスト情報と同様に扱えるような対話システムの開発を行った.対話制御は状態遷移マシンで行っており,遷移ルールはルールベースで行っており,シナリオは独自のルールを用いた XML ファイルによって定義した.さらに,シナリオにタイムアウトや繰り返しキャンセル等のメタなコマンドを用意することで柔軟に対話を進行できるようにした.また,このシステムを介護施設に設置することによって高齢者の見守りへ応用する.}, pages = {1177--1181}, publisher = {情報処理学会}, title = {複数シナリオに対応したタスク指向型対話システムの開発と介護施設向け見守りロボットへの応用}, volume = {2022}, year = {2022} }